宮本昌幸の撮影日誌

北海道在住(芽室町)の写真家 宮本昌幸の活動情報や日々の雑感を掲載しております。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

写真とは・・・

日々このブログを更新したり、写真を展示して多くの方に見て頂く度に自分の中で

答えの出ない迷いのサイクルが発生する。

自分や家族が生きていくための “写真とは?”


 飾っていた写真を回収してきた。

実は、2週間ほど帯広市内の大きな病院のギャラリーに展示させて頂いたのだが、

社会的な情勢もあり宣伝は控えさせて頂いていた。

その分、偶然にそこを通りかかる方達に少しでも安らぎや心の温もりを感じてもらえればと思い、

写真をセレクトした。

‘写真展’というような身構えて見てもらうものではなく、ただ偶然に出会う私の写真に

どれだけのパワーがあるのか、自分自身がとても気になっていた部分も確認できて

良い機会にもなったとも思う。



 私は数年前まで公務員だった。毎日のルーティンなデスクワークをこなし、決まったお給料を

もらって生活していた。クレジットカードを作ろうと思えばすぐに作ることができたし、車のローンを

借りようと思えばすぐに何百万と借りることができた。多くの人が「よろしくお願いします」と、

沢山の名詞を置いていった。

そんな生活に30歳という年齢でピリオドをうち、写真で食べる道を選んだ。

だからたくさんの人に迷惑をかけたし、それ以上にたくさんの人に助けてもらっている。

クレジットカードも思うように作れず、車一つ買うのにもとても大変だ。よろしくお願いします、と

頭を下げていった人たちが、私という個人ではなく私が後ろに背負っている旗に

頭を下げていたことを今ではよくわかる。


しかし、辞めた事には後悔はない。

それはやりたいこと、魅せたいことがしっかりと見えていたからだ。ただ、現実問題として

写真で食うことは決して簡単なことではないし、憧れはあっても社会的な信用は何らない。

それは、公務員のように身分を与えたれた時点で、その身分と名前に付随してくるものではなく、

何年、何十年と自らの力で勝ち得ていくしかないのだ。

30歳という一つの年齢の区切りで飛び込んだこの世界だが、早かったのか遅かったのかさえ

わからない。

ただ、写真を撮り自分が幸せを感じる、その写真を見てまた人が幸せを感じる、そんな

幸せを感じてくれる人を見て、私や私の家族が幸せを感じる、そんな幸せの連鎖が

生まれることが幸せ。


これからまだまだ多くの方々にご迷惑をかけながらも写真に取り組んでいきたい。

今回の病院での展示に際して書いて頂いた感想を読みながら、この世界に身を置いたことは

決して間違っていなかったのだと感じた。ご感想を下さったみなさま、ありがとう。

写真を撮るには機材も必要だし、滞在費もたくさんかかる。金銭的には決して楽でも

裕福でもないが、ファインダーを通して感じた自分の幸せを表現し続けたいと思う。

それで少しでも笑顔が広がれば私の中の “写真とは” の答えがいつか書き込める気がする。

だって、それが私の仕事だから。

09-07crover.jpg

応援ありがとうございます。ぽちっとお願いします。
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
  1. 2009/09/24(木) 17:39:52|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。